自然農法について

(1)根本理念『自然尊重』

自然農法は、根本理念を『自然尊重』として自然への深い尊敬を持ちながら、自然に対する深い洞察に基づき、自然に順応して行われる自然栽培法です。 土には自然堆肥以外の少しの不純物も混ぜることなく、土を尊び、

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(2)土とは

土はこの地上に生きるすべての生物を育むために造られたものです。私たち人間が生きるために必要な穀物、野菜も土によって育まれます。 土には本来、土自体に植物を育む力が備わっており、肥料を施す必要はありませ

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(3)自然力

近年、毎年のように風水害を被りますが、自然農法によれば被害が少なくなります。自然農法では根毛が有肥のものよりもずっと多くて長く、根張りが強いためです。風水害に遭っても強靱で、倒伏も少なく、倒れても直ぐ

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(4)無肥料栽培

現在、私たちは「自然農法」と呼んでいますが、当初は本農法を「無肥料栽培」と呼んでいました。無肥料栽培とは、肥料を投入せずに、土が本来持っている力-自然力-を発揮させる栽培法です。 本来、あらゆる作物は

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(5)自家採種

慣行栽培では長年の肥料の投入により、土だけでなく種にも肥毒が蓄積しており、自然力を吸収する力が弱っています。一方、自然農法では、自家採種を原則としており、毎年、農薬・肥料を使用しない土地での栽培・自家

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稲刈り時の田んぼ写真

(6)連作

種を入手するときは、できるだけ近い地域からの入手をすすめています。作物の種は、作物が育った土地に適応しており、離れた土地の種を持ってくることは、その土地への適応がされていない種を使用することになります

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(7)心のあり方

理性や感情などの意思想念や心は、人間だけではなく、動物、植物、微生物、土、無機物にもあります。米や野菜を栽培する人、そして収穫したものを食べる人の心のあり方が、土や作物の心に影響を与えます。 土や種子

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